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中共の憂鬱は矛盾との闘いです


タイトルバナーのデザインを少し変えてみました。モチーフとした独眼竜の像は先日、出張の折りに寄った仙台・青葉城趾で撮影したきたものです(念のため)。

さて、中共のお先棒ばかりを担いで只の宣伝マンに成り下がっている日本のマスコミも、漸(ようや)く事の重大性に気付いたのか?最近、少しずつですが深刻な中共の環境汚染を採り上げるようになってきました。
困ったことに国の規模と国民性、そして何よりも政治体制が日本とは全く異なりますから、日本の過去のそれと同じように論じたりすることは少し無理があるでしょう。左派(とくにオルタナ辺り)が揶揄するように相対化して「日本も昔はそうだったのに叩ける義理か!?(藁)」なんてレベルを遙かに上回る規模で進行し、自国のみならず、周辺国に迷惑を掛けていることはご承知の通りです。

中共の環境汚染は主に地方における環境対策が抜け穴だらけなのに起因して増大しているようです。これは以前からも云われていることですけど、公害問題に限らず、中央で独裁体制を牽く国が抱える根本的悩みの一つでしょうね。コア(中央)には隅々にまで体制が染み渡っているように見えて、その実、シェル(地方)から腐っていくと云うことです。尤も、そのコアもすでに腐っているわけだから当然の帰結でしょうが・・・。

中国政府 違法黙認で地方批判 環境汚染の陳情増加(フジサンケイ ビジネスアイより)

新華社電によると、中国国家環境保護総局の周生賢局長は6日までに、「地方政府が独自の政策をつくり、環境違法行為を大目に見ることが環境保護の死角となっている」と述べ、中央政府の指示に従わず、企業の違法行為を黙認する地方政府を強く批判した。地方官民の癒着の結果、生命や生活を脅かされる民衆の不満は高まっており、今年1~5月に同総局が受理した陳情は前年同期比8%増の1814件に達した。  

中国政府は、地元住民の飲み水に影響が出た江蘇省太湖の汚染問題を受け、温家宝首相が住民に謝罪するなど環境汚染問題に危機感を強めており、「5大戦役」と称し、地方の湖・河川の汚染改善などに向けた対策に着手している。

周局長は、違法企業を擁護する地方政府の政策を「用心棒」行為と批判。「一部企業は昼夜問わず操業し、大河に廃水を垂れ流し、水質が変化し、のりのような状態になったところもある」と懸念を示した。  

さらに、「地方企業が汚染物質を違法に排出した結果、経営者はもうかり民衆は被害を受け、政府はツケを払わされる」と述べ、民衆の支持と理解を得られる厳重な措置を講じると強調した。

潘岳・国家環境保護総局副局長によれば、2005年に問題となった松花江汚染事故以降、平均2日に1回の割合で突発的な環境汚染事故が発生し、その7割は水質汚染だという。(北京 時事)


日本でも公害華やかしき頃は確かに違法企業が沢山ありましたが、こうした中央対地方の構造的腐敗は無かったように思います。そもそも民主主義国家では生じにくい事例でしょう。
中共政府はその危機感の表れとして、「5大戦役」と称して環境対策に本格的に乗り出したようですが、ただ一層の締め付けをやらかしただけでは地方の不満は別の捌け口を求めて新たな破滅口を開いていくだけのような気がしますが如何でしょうか?
それにしても、”戦役(戦争の意)”とは・・・如何にも戦争好きな中共さんらしいナイスなネーミングです(中国、環境保護徹底へ「5大戦役」 汚染排出削減「楽観できず」)。

共産党一党独裁の矛盾はこんなところにも大きく裂け目を作っているようです。


また、今日7月7日は盧溝橋事件から70年の節目です。と云うことは、この12月で南京攻略戦から70年でもあります。またぞろ、色々と仕掛けてくるんでしょうなぁ、きっと。

それでもって、中日新聞がまるで中共の宣伝紙のように変な社説を書いているようです。盧溝橋事件は中国共産党 暗躍の秘史の一つでしょうが!

「盧溝橋」70年 「歴史」のとげ克服を

七日は日中戦争が本格化した盧溝橋事件から七十年。両国は歴史が残したとげを克服していない。しかし、歴史認識問題を政治の場に持ち出し、いがみ合った過去を教訓に知恵を出し合うときだ。

歴史認識が日中外交の中心問題になったのは戦争の過酷さを考えると意外に遅く、実は一九九〇年代に入ってからだった。

盧溝橋事件は三七年七月七日夜、日本軍が北京郊外の同橋近くで演習中に銃撃されたとして中国軍を攻撃。戦火は北京や天津から上海に及び日中の全面戦争に拡大した。  

中国側は国民党と共産党による第二次「国共合作」を成立させ戦況は行き詰まった。日本は局面打開を図ろうと戦線を東南アジアや太平洋に広げる。しかし、米、英などとの戦争を招き、四五年降伏した。  

長年、戦場となった中国は日本の侵略により多大な被害と筆舌に尽くしがたい苦難を被り、反日感情が渦巻いた。共産党は抗日戦争の勝利を政権の正統性の証しとした。

しかし、共産党政権は戦後長く歴史認識を外交問題にしなかった。米国との対決を強めた時代、中国は「日本人民」の支持を必要とした。旧ソ連との関係が悪化すると、日米を引き付けるのに必死で、過去など問題にする余裕はなかったろう。  

民主化運動を武力で鎮圧した天安門事件(八九年)で社会主義の輝きは色あせた。中国が愛国主義を鼓舞し求心力を取り戻そうとしたとき、反日感情は息を吹き返し「歴史」が外交問題になったのではないか。

急速な経済成長で国力を充実させ、中国の人々が自尊心を高めたことも背景にあったろう。  当時、日本でも戦後長い時間を経て過去の問題で、いつまでも後ろ指をさされたくないという欲求が強まっていた。中国の変化に人々は反発し嫌中感が強まったといえる。  

「日本には永久に歴史問題を言い続けよ」と強調する江沢民政権に対し、小泉純一郎前首相は靖国参拝で対抗。靖国をめぐる、いがみ合いは国民感情の悪化につながり激しい反日デモを招いた。  

歴史認識をめぐり政治の場で応酬する危険を両国とも痛感させられた。安倍晋三首相と胡錦濤主席が靖国問題を「棚上げ」し歴史論議を学者の共同研究に委ねる決断をしたのは、その反省が背景にあったろう。

両国の各界がこうした反省を共有する必要があるのではないか。日本側は歴史を直視し、中国は歴史を政治問題化しない思慮深い態度こそ、日中戦争以来の禍根を乗り越えることにつながるだろう。


どう見ても、あちら側からの視点です。
まず両国にある「トゲ」ですが、このトゲはあちらさんが勝手に刺したもの。そしてトゲどころか、中共は日本の過去の行いを最大限に批判しながら、現在進行かつ厚顔無恥にも批判したはずの行い以上の愚をそこら中でやりまくっている矛盾についてはスルー。
中共の日本批判の一つには、そうしたものへの中和装置として機能していることにも言及して欲しいですね。

云うに事欠いて、「急速な経済成長で国力を充実させ、中国の人々が自尊心を高めたことも背景にあったろう。」とは・・・余程、中共様を持ち上げたいらしい。
あからさまな工作活動である江沢民の「日本には永久に歴史問題を言い続けよ」を、小泉前首相の靖国参拝と非等価に対比させて彼らの愚劣度を薄めようとしてもそうは問屋が卸すか!!です。

中共批判ばかりだと、左派が五月蝿いのでこの辺で止めておきます。結論としては以下のようになるでしょう。

「中国側は歴史を真摯に直視した後に、日本は敢えて歴史を政治問題化しない思慮深い態度を採ることが支那事変以来の惨禍を真に乗り越えることにつながるだろう」

今日は中共の水問題も書く予定でしたが、長くなるので止めました。
中国共産党は人為的な要因で潰れるのではなく、まさしく自然(大気と水)に淘汰される運命なのかもしれません。



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盧溝橋特派員特電1 from 反日ワクチン 2007/07/07 07:00 PM
「各社特派員決死の筆陣『支那事変戦史』」 昭和十二年七月の盧溝橋事件から十月末の上海事変ころまでの特電を集めた本があります。

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