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中共の民間組織と歴史認識


69年前の今日、12月13日は支那事変において南京が陥落した日です。
「南京民間抗日戦争史料陳列館」なる展示館がこの日に合わせてオープンするとの記事がありました。

「南京民間抗日戦争史料陳列館」がまもなく開館
・  民間人による「抗日戦争史料陳列館」が開館 南京

以前にも述べたように、筆者は日本軍が行ったとされる南京事件(虐殺)についての素地がないので詳細を語ることも出来ませんし、ある一定の見解を示すこともできません。
ただ、南京事件に関するネット上の議論は方々で見聞きしておりますので、概略として何処が問題点なのかくらいは把握しております。
少なくとも、中共側から発信されるこの事件の詳細に相当な誇張・歪曲・捏造があることは確かなことだと思っております。

ですから、この館に展示されている史料にどの程度の史学的信用性があるのかは当然のこと判断できません。しかし、一つの事実だけははっきり言えることがあります。
ご存じのように中国は中共政府による一党独裁国家です。そのような国家の中にいわゆる民主国家における民間団体(組織)など公的に存在できる道理がありません。これは法輪功への度重なる弾圧を観ても明らかですし、ネット上で反政府用語が禁則されていることからも間接的に分かります。
存在できるとすれば、それは中共政府の意向に沿って統制された民間組織です。
よって、ここに紹介されている「中国民主建国会」なる団体は明白な中共政府公認組織だと云えます。展示内容については?・・・つまりはそういうことです。

別に中共が国内だけで自らを美化した歴史を教えようと広めようと勝手ですが、問題は中共政府がそれを国外に向けて、過度なプロパガンダにしてしまう性質をもった組織であることです。最近、憂国・保守系のブログで盛んにテッド・レオンシス氏が製作している南京映画を危険視するのも、このプロパガンダが歴史を過度に誇張・歪曲している可能性(ブラックプロパガンダ)を指摘するものです。

何せ、以下のことをヌケヌケと宣うお国のことです、ブラックプロパガンダを心配するのは至極当然ことです。日本の国益に関わることですからね。

米国は自国の人権問題を反省すべき(抜粋)

中国は人権保護の面で世界が注目する成果を上げており、中国人民は法に基づいて人権と基本的自由を十分に享有している。これは誰の目にも明白な事実だ。


もう一つ、これはいつも拝読している「反日ワクチン」様のコメント欄で紹介していただいたブログとHPなのですが、そこでは支那事変の体験者がその当時の詳細を述懐しておられます。

茅ヶ崎市傷痍軍人会 ホームページ
大正生まれのおじいちゃんの蛍雪日記(盧溝橋事件の述懐)

この方は傷痍軍人で盧溝橋事件のとき、その場におられた真に当事者中の当事者です。ただ今年の9月以降の更新が無いようなので、ご健康かどうか気になるところです。
盧溝橋事件については詳しく述べませんが、上のリンク先を拝読すると通説にあるような日本軍発砲説を否定するもので、中共謀略説を強く補強している内容です。

そして、この方は陥落後の南京にも入城しておられます。

おやじの独り言」 と云うブログをやっておられるモアイ様のエントリー

おじいちゃんに聞いた話:南京事件
おじいちゃんに聞いた話:南京事件(2)
おじいちゃんに聞いた話:南京事件(3)

これはモアイ様がこの方から直接伺った話をエントリーにされています。
詳しくは読んでいただけば分かりますが、当事者・体験者の語る歴史は非常に素っ気なく、かつ直截的です。そこにリアリティを感じます。
生身の人間が、強く否定も肯定もしないで素直にありのままを語っておられるように感じました。

入城して占領したあと、なんで残った人を殺さねばならんのだ?軍の残党が見つかった場合は別だがね

一番印象に残った言葉です。そう、虐殺と云う非合理な殺人の意図とは何だろう?
筆者が、南京事件の議論を観ていて何時も思うプリミティブな疑問を当事者も疑問に思ったのは何を意味するのか?
重箱の隅を突くのもいいがもっと全体を俯瞰しないと見えてこないものがあるように思います。戦場は疑心暗鬼の塊ですけど、かといって、全てをそういった非合理的な戦時性暴力だけで片付けて良いのかどうか疑問です。

歴史事実は事実として孤高に存在するものですが、それを人間が解釈する段階でどの様な処理が為されるかによって大きく歴史認識は変わります。
このような歴史の当事者の語る言葉を見聞きすることは、それが歴史事実に近いと思われるだけに貴重なのです。

これらを紹介していただきました「おばりん」様にも感謝申し上げます。



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