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まずは防衛意識を根付かせること


【告知】北朝鮮からすべての拉致被害者を奪還する国民大行進【告知】

来たる7月15日(土)、13:00(12:30開場)より東京都・砂防会館別館で有識者らによる基調講演・公開討論会に続き、政府に国民の声を届けるためのデモ行進「国民大行進」が行われます。
同じ日本人として、拉致問題解決を願うひとりひとりが声を上げ、行動で示すことは、政府が具体的かつ実効性のある対応に臨むための大きな原動力となるはずです。
北朝鮮,金正日に向けて怒りの声を上げるべく,一人でも多くの方がご参集下されば幸いです.
(詳細はココをクリックして下さい.)


またぞろ,支持率10%以下の金正日のドローン大統領近辺が何か言っているようですが,スルーしておけばいいものを反論なんかするもんだから,国内の左巻きがそれを焚きつけてしまうといういつもの構図(朝のTBSでもグダグダやってましたね)。あれは整形大統領の断末魔の悲鳴でしょう,無様なもんですよ。
ところで,もっと簡単に天下の中共様は北を恫喝するのかと思ったら意外と手こずっているようですね(演技かもしれないが)。ここにきて,中露はあまり意味のない妥協案(中ロが北朝鮮非難決議案 ミサイル問題で安保理)を出してきたらしいが,北が崩壊するとそんなに困るんですかね。
軍事緩衝地帯の消失,北への投資や難民流入問題が云われていますが,もっと根本的な怖れでもあるのでは?と思ってしまいます。北をあんな山賊・外道集団に育ててしまった責任はキッチリ取ってくれと言いたいですね。
まぁ国連にはそれほど期待できないことは前にも述べたとおり・・・それにしても,日本は今回結構粘ってますね。本当はミサイル着弾位置が洒落にならない所だったりするかも?とか色々と穿った見方をしてしまいますね,あの(らしからぬ)粘りようは。

さて話題の敵基地攻撃論ですが,冒頭のは論外としてポジティブな論議は非常に良いと思います。「座して死を待つ」なんて真っ平ごめんですからね。
敵基地攻撃論は基本的に一発目を甘受した後,第二撃以降を防ごうというものだと聞いております。一種の正当防衛理論みたいなものですね。しかし,もし一発目が核だった場合,何かあまり意味を為さないような気がしますが,どうなんでしょうねぇ? 報復は当然のこととしても,一発喰らった後にそのシステムが有効に機能するのかと云った問題と相手がそのシステムの心臓部を狙ってくることだって考えねばならないわけですから,非常に複雑な議論になると思います。
筆者は,それよりも初撃をどの様に防ぐかを考えた方が良いと思います。まず,先制攻撃ですね。相手の発射基地を発射前に叩くことですが,現状の対象である北のサイトは点在する洞窟みたいなところから撃ってくることになりますので,それをトマホークのような巡航ミサイルでモグラ叩きみたいに器用に潰すことは極めて困難であるという問題があります。空爆するにしても,まず爆撃機が無いことやサイトが中朝国境ギリギリの所にあるといった地形的な因子もありますので,これも極めて難しい(トマホークでも一緒ですが)。

他にはやはり核武装でしょうね。本当はこれが出来るのが一番良いとは思います。これについては”極右評論”さんが”核武装は現実的な選択なのか?”で採り上げておられますが,核武装による抑止力の根本である「相互確証破壊」の概念が今では殆ど機能しないことが問題であるというご意見にほぼ賛同します。瀬戸様が述べられているように,迎撃システムの成熟が進んだという事柄もそうですが,一般論として,潜水艦発射ミサイル(SLBM)のような忍者戦法を採る弾道弾に関しても「相互確証破壊」はアンバランスになることも大きいでしょうね。また政治的な問題もありますしね,アメリカが少なくとも最初は思いっきり反対するでしょうね。
とは云っても,北や中共は日本が核武装したら完全にビビるでしょうし,各論的にはまだまだ効力は絶大だとは思っております。

後はTMD(戦域ミサイル防衛)でしょう。これが今のところ,最も現実的な防衛策だと思います。以下のニュースにもありますように,アメリカはこの弾道ミサイルの迎撃システムを昨日,さらに進行させた内容の実験を成功させています。
陸上からミサイル迎撃実験=北の発射後初、システム増強を誇示-米

米国防総省ミサイル防衛局は12日、弾道ミサイル防衛システムのうち、移動式の陸上発射台から降下段階にある敵ミサイルを大気圏内で迎撃する実験をニューメキシコ州で実施し、成功したと発表した。
迎撃実験は先の北朝鮮のミサイル発射後初めてで、迎撃システムの増強を着実に進める姿勢を内外に誇示した格好だ。

しかし,これとて当然完璧なわけがありません。特に,敵にミサイルの飽和攻撃を受けた場合には,全部打ち落とすことなんかまず無理でしょうしね。それこそ,レーガン大統領が当初,目的としたビーム兵器あたりが使えるようにならないことには駄目でしょうね(初期のSDI構想)。



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しかし,このようなMDシステムを導入していくと強く宣言するだけでも,周辺国には相当な抑止力になることは自明ですし,何と云っても日米同盟に沿った政策なので政治的な道筋もつけ易いと思います。
筆者は専門家ではありませんし,また将来的には日本の独立自存を信ずるものですが,今はアメリカのこういったシステムに積極的に乗り,国内の防衛へのコンセンサスを得ることが普通の国家になるための障壁を取り払う近道だと思っております。

以上のような防衛構想は我々,保守系の人間にとっては当たり前の議論対象ですが,一般世論では左翼思想に凝り固まったマスコミの影響もあってか,まだまだ拒否反応を示す人も多いです。今回のミサイル発射にしても,北は許せないが行き過ぎた挑発は反って暴走を招くとか,いつか来た道を歩むことには反対といった過剰反応が出ていることからも分かるように,普通の国家への道のりは未だ長いようです。この根本はやはり憲法でしょう。
筆者は本来,石原慎太郎氏や藤原正彦氏のような憲法破棄論者ですが,改憲でさえなかなか出来ない風潮の中で破棄というのは極めて困難であると云わざるを得ません。技術的には改憲より簡素なのですが,何せ戦後の価値観を一度に壊すという精神的障壁が高すぎます。それよりも,まず少しでも条文を変えていきながら実効性を増す戦略の方が現実的でしょう。アメリカへの依存度についても云えることですが,いきなり「我々はもう貴方たちから完全に離れて独立自存を目指す!」なんてこと云える関係ではなくなっているわけです。それよりも,今は上手にアメリカを利用することを考え,出来る範囲で徐々に自存への道を模索した方が得策だと思います。60年かかって為されてきたものをいきなり壊すことは余程のことがない限りできませんよ。それこそ,「いつか来た道」になってしまうでしょう。真の「八紘一宇」の精神は大変気高いと思います。しかしそれを60年前には誤った使い方をしてしまったことは事実だし,今後もそれが半島・大陸は勿論のこと欧米に理解される日は来ないでしょうね・・・長くなるので,この辺りは別の機会にでも。
上の防衛構想にしても,まず引っ掛かるのはお金の問題よりも憲法解釈になります。勿論,それは自衛権の解釈によりどうとでもなりますが,仮にも法治主義を謳うのであれば,何よりも重要なのは中途半端な法解釈ではなく堂々と憲法にその事を明文化することにあります(特別措置法という時限法をを制定する手もありますが)。そういう意味で,一刻も早く改憲への国民的コンセンサスを得るためにはより現実的な方策を採っていくしかないと思っています。そういう意味ではTMDが現状で考えられるベターな防衛構想だと云えます。

週末は出張(国民大集会にも参加してきます)ですので,次の更新は17日以降となります。



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