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山西残留兵問題と中共の狡猾さ


人民網日文版を観ていたら,以下の記事が目に留まった.
変だ,大凡こういう時には中共側に何らかの意図がある.そこで,記事にある”小羽根建治”という人をググルと「山西残留兵」という問題にぶつかる.
勉強不足,全然知らなかったです.この問題はあまり右,左関係なく,問題視されているようである.詳細にこれを追及しているところで,webでは鐵扇會という右側のサイトがあった(因みに中帰連にも記述がありましたが,筆者のリテラシーの範囲外にあるので無視させてもらいます).ここ(中国山西残留の日本兵問題)によると,大東亜戦争において,日本軍は連合軍により武装解除させられたにも拘わらず,支那山西に駐留してい第一軍が何故か(ここが問題!)その後も残留し,国民党軍と共に共産党軍と戦った事件である.
これにより,約2600名の残留兵の内,約550名が戦死した.この戦死者の方々は靖国神社に祀られてはいなかったが,昭和31年(1956年)になって,遺族の申し出により準軍属扱いで合祀されたそうである.
秘密文書の指定解除 日本人戦犯の処分めぐる文書も

外交部の1956~1960年の外交文書が10日、秘密文書の指定を解除され一般公開された。公開された文書は、計2万5651点。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
公開された文書の中に、1956年7月15日に出された「中華人民共和国最高人民検察院起訴免除決定書」があり、第2次大戦に犯罪行為を犯した日本の戦犯を中国政府が起訴せず、寛大処分とした理由が明らかになった。
「決定書」によると、日本の戦犯による犯罪行為は本来、公訴して裁判により罰されるべきものだった。しかし最高人民検察院は、▽日本の投降後10年に状況や立場の変化があった▽中日両国の国民間の友好関係が発展しつつあった▽拘禁期間中、戦犯に反省の態度がみられた▽重要な戦犯ではなかった――といった状況を考慮。寛大処分の方針と関連規程により、小羽根建治ら戦犯328人を不起訴とし、釈放することを決めた。
最高人民検察院は、日本の戦犯に対する不起訴の決定書を計3回発表し、計1017人の戦犯を不起訴とし、釈放した。 1956年当時、中日両国の国交は正常化しておらず、両国はまだ「戦争状態」にあった。
このような状況の中で、中国が日本の戦犯の釈放を自発的に決定したことについて、国際社会は「中日関係の促進と両国民の友情強化のための重要な行動」とみていた。


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この問題のキモは上記の何故か?の部分で,要するに”兵自身の判断,すなわち傭兵”だったのか”軍の命令”だったのかである.日本政府は当時の軍首脳の言い分を認めて,彼らを傭兵扱いとして軍人恩給支給等の措置を行っていない.この判断の理由は以下に基づく(上記のサイトから引用).
昭和31年、12月3日の第25回国会衆議院海外同胞引揚及び遺家族援護に関する特別調査委員会においては、この問題に関して当事者5人が参考人として陳述しました。
元第一軍司令官澄田中将と元第一軍参謀長山岡少将は、記述のとおり自らの不行跡と責任逃れのために自願残留等の虚偽の口うらあわせの陳述をしましたが、下級将校であった3名の参考人(百々和氏、早坂褜蔵氏、小羽根建治氏)の陳述は山西残留は第一軍の命令によるものと全く正反対であったにもかかわらずに、どういうわけか軍首脳の陳述を鵜呑みにして事実認定の記録として残したのでした。

しかしながら,実際には第一軍に対する駐留命令書があり,純然たる軍の命令だったことが分かっているそうである(サイト参照).すなわち,武装解除に逆らったポツダム宣言違反となるわけだ.国の体面や関係司令官の戦犯逃れ,保身が絡んでいるのだろう.特に,司令官側の思惑は,これが真実ならば栄誉ある軍人として恥ずべきことで,万死に値するだろう.この辺りを鐵扇會は糾弾しているのだと思う.
また,国の体面という部分を考えれば,左側のサイトでも採り上げている理由がよく見えてくる.
中共の狙いはここだろうと思う.国がどうしても認めたくない歴史の暗部を狡猾にさらけ出させて,日中関係を有利にもっていく算段なんだと思う.しかも,中国共産党は当時から日本の戦犯に対して寛大だったというアピールも出来る.日本の左派,右派両陣を上手く刺激する揺さ振りだ.媚中議員どもをまたぞろ焚きつけなければよいが・・・・,反戦左翼達はとっくに焚きつけられているようで,この事件に関係した”蟻の兵隊”なる映画も公開されるようである(筆者は観るつもり無いですが).
*今日は手抜きですいません.


*明日13日より20日までは海外出張のため更新できません.多分,次の更新は22日以降となります.暫し,お許し願いたいと思います.



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