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今は制裁のチャンスだっ!て何回言ったら・・


久々にゆっくりとチャンネル桜の番組を観た.その中で”あるか!?小泉第三次訪朝 どうなる!?米国の金融制裁と中国の経済「併呑」のゆくえ”と題して,チャイナインデプス編集長の青木直人氏と特定失踪者問題調査会代表で,拓殖大教授の荒木和博氏をゲストに迎えたスペシャル番組が興味深かったので,以下に感想を述べたいと思う.
しばしば,桜の番組は主題とは違う方向性をもって進行していくのだが,この番組も中国通の青木氏がいらっしゃったせいか,主に中共側視点からの北朝鮮の行方を論じていた.まぁ,それが面白かったわけだが・・・
結果的に,小泉総理の三次訪朝は現時点ではないだろうとのこと.その理由として,先の横田早紀江さんとブッシュ大統領の面会をはじめとした拉致被害者の訪米が非常に注目されたことによって,日本側に中途半端な解決や妥協を許さなくなった気運が高まったことを挙げていた.これは確かにそうだろうと思う.とても明確な意志や怒りがあるとは思えないような他称?圧力しか掛けてない状況下で,何回訪朝しようが,被害者家族や国民の望む解決など出来ようはずがないからだ.ただし今後,北国内で何らかの政変等,突発的な出来事でも起きればその限りではないとしていた.
この15日には横田滋さんらが訪韓するそうだが,目的は飽くまで,めぐみさんの夫とされる方の家族への面会が主になるそうで,間違ってもこういう人間に会って協力依頼することはないだろう.横田さんはじめ,家族会,救う会はこんな事,百も承知であろう.奇しくも,今朝のニュースでは韓国籍の脱北者が自国の北朝鮮に対する融和策に嫌気がさしてアメリカに亡命するという記事が出ていたが,こうした政策を採る盧武鉉政権に日本政府及びマスメディアは間違っても過度な期待はかけるべきではないし,それを家族会等に押し付けてはならないと思う.これに国民世論が下手に乗じ,焚きつけ,それを家族会等が少しでも拒否する姿勢でも見せれば,あのバッシングが再燃しかねない.家族会や救う会に対する評価が今も色々あることは承知しているが,彼らは20年以上も非道なる北朝鮮と戦ってきた謂わばエキスパートでもあるわけだから,是非とも,家族会の意向を尊重していただくことをお願いしたい.



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ここで,現時点での北朝鮮と中共の関係に入る.
青木氏によると,結局のところ,中共は北を疎ましく思っているとのことだった.以前のエントリーで,最終的に中共は北を東北地区の朝鮮省にしてしまうのでは?と述べたが,それも実際は難しいらしい.何と云っても,先決になるのはお金だ.いくら中共が高度経済成長期にあるとは云っても,それは見せ掛けで,異常な軍備拡大や背伸びした拡大経済政策によって,台所事情は苦しいのが本音で,常に持ち出しになっている北への支援は日本からの支援のない現状では破綻しかけているそうだ.拍車をかけているのがアメリカの金融制裁で,北はまさにあっぷあっぷの状態.ゆえに,中共としては何とかして,北朝鮮に拉致問題について日本への譲歩を引き出させて国交正常化により経済支援を得させたいと考えてる.
しかしながら,今の金正日体制はそれに対して首を縦に振らないそうだ.金正日は親父の金日成と違って,カリスマ性に乏しく,独裁国家で一番重要な軍を完全掌握し切れていない.特に,財政の逼迫した現状では金で軍を手懐けておくことが困難になってきていると予想される.したがって,軍と密接な関係にある拉致問題で,日本を納得させるだけの譲歩をすることを軍部が許さないという内部事情があるのだろう.中共としては,北のことを日本に財政的に肩代わりさせたいのだが,金正日が頭目である限り,それが出来ないというジレンマに陥っているという見方だ.かといって,体制崩壊は中共にとっても安全保障上,困るわけだから,せっせと持ち出しで苦しい援助を行っているということだ.
先日,胡錦涛国家主席が訪米したが,その際のアメリカへのお土産は何もなかったそうだ.お土産とはすなわち,六カ国協議への復帰約束をはじめとした,アメリカにとって有利な施策.これは宗主国である中共が北への威光を示せなかったことを意味する.こうしたことも,ブッシュ大統領を苛つかせ,北に対する独自策を匂わすような,先の横田さんとの面会に繋がったのではないかとも考えられる.
とすれば,今こそ,日本独自の制裁の効力が発揮されるはずである.日本としては中共の事情など考慮する必要もないだろう.今までいやと云うほど,考慮した結果がこの体たらくなのだから・・・.独自策に方向転換しつつあるアメリカの了解も取りやすいだろうし,何よりも国家意志を示すチャンスだ.荒木氏も仰っていたが,拉致事件は国のあり方や安全保障に関わる重要な問題でもある.これについて,先鋭化などと言われる向きもあるが,人道問題としての視点のみ,言い換えれば感情論だけでは先に進めないことも事実だろう.”可哀想”,”お気の毒”といった人道に訴えかける面も勿論,重要で正しいことであるが,それだけでは多くの国民が所詮他人事の域を出ないのもこれまた確かなことであろう.やはり,拉致はテロと同等の国家主権の侵害であるという,認識を国民全体がもつべきである.最終決定権者である小泉総理にほぼやる気がない事が分かってはいても,これを毎回言わなければならないのが実に空しい.

追記:新・へっぽこ時事放談”さんで5月28日に東京・日比谷公会堂で開かれる「今年中に拉致被害者全員救出を!国民大集会」を紹介しておられます.詳細をご覧いただくと共に,主旨をご理解いただき,ご協力のほど,宜しくお願い申し上げます.

余談ではあるが,青木氏が中共は大きな国だから恐い,強いと観る向きがあるが,そのことが逆に弱点でもあるとの見方を示されていた.現実は中共人民はバラバラの砂のような民族で,愛国無罪などと叫んだところで,真の愛国心など無いそうだ.だからこそ,こんなにも小さい島国である我が日本の経済力や精神的強さの潜在力にジェラシーを感じ,それが再び芽生えるのが恐くて,色々な反日政策や要求を突きつけてくるということだ.これは韓国も含めた特ア全般に云えることだが,要するに,すべてのドライビングフォースはこの”怖れ”,”焦り”なんだろう.したがって,中共を必要以上に恐れることはないそうだ.無論,中共の軍事力拡大は現実的脅威であることには変わりがないが・・・

それともう一つ,上述した拉致問題支援運動に際した先鋭化に関することで,今所々のブログで話題になっている”朝日のネット右翼記事(web記事なし)”に絡む事柄.
筆者はこの話題自体にはあまり興味がない.mumur氏が言われたように,単に”イタイ奴”を叩いただけで右翼も左翼も関係ない.これも今まで(ネットが台頭してくるまで),自分達だけが独占していたニュース媒体のオペレーションが一般人にも簡単に,より客観的に扱うことが出来るようになった事への”焦り”や”怖れ”がマスメディアから顕在化してきたに過ぎない.体のよい(下手くそだが)正論叩きである.まぁ,朝日も中共もメンタリティは同じという結論ですな.
これではなくて,同記事にあった以下の”拉致問題に関わってきたという関西地方の私大の教員”について.

炎上を眺めていた男性は西日本にもいた。 30代の大学教員。
拉致問題や安全保障をテーマにしたブログを運営しながら、北朝鮮への姿勢が「甘い」と思う評論家やマスコミを批判してきた。
匿名掲示板や他人のブログにも投稿した。 「左翼的な意見に批判的な私たちは、自由に語れる場がなく窮屈な思いをしてきた。ネットの普及がはけ口をくれた」
ネット右翼を「素朴な愛国心から過激な民族主義にいたるまで、雑多な主張の集合体」と見る。予備知識がなくてもコメントやリンクをたどることで、容易に論陣を張れるブログの特性が、活動を支えていると分析する。
「ノリ」で議論に加わるものも増え、論調は過激になりがちだ。ネット上の保守論壇が異質な意見への寛容さを失ってきていると感じ、ブログを一年前に閉鎖した。

このことは殆ど話題になっていないが,見たところ,唯一きこりさんが採り上げておられた.筆者もこの方はよく存じ上げている,と思う.多分,あの人だろう.拉致問題関係のブログをよく観ていた方ならすぐにピンと来たはずだ.筆者はこの方のブログの更新をいつも楽しみにして必ず拝読していたが,去年の4月に急に更新がストップした.その事情が分かったのは,何ヶ月か後の電脳補完録に本人から寄せられた記事だった.
この方がそんなに先鋭化にセンシティブだったとは思えなかったのだが・・・寧ろ,逆方面の思想を持つ人だと思っていたので気になっていた.詳細な感想は避けるが,現役ブロガー当時,毎回のように叩いていた当の朝日に,こうして逆利用されていることについて,どの様にお考えなのだろうか.

追記2: The Perfect Blogさんのサイトで名前がばらされてました.そりゃ,分かりますわなぁ.

今週は来週からの海外出張の準備のため,更新が滞るかもしれません.また,13日~20日は更新が出来ませんので,予めご了承下さい(ノートPCを持って行きますが,多分ネットには繋げないと思います).



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