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現状を弁えた関西経済同友会の提言

日頃から愛読させていただいている”大高未貴の世界見聞録”に関西経済同友会の出した提言,「歴史を知り,歴史を超え,歴史を創る」が紹介されていたので,早速,読ませていただいた.表では友好を装い,裏では日増しに反日路線を強化している特定アジアに対し,どのように付き合っていけばいいのかという提言(北朝鮮は論外だが・・・)が非常に客観性をもった形で述べられていた.また,提言を纏めるに要した資料も網羅されており,時系列に沿った流れを掴み,理解するには良い提言だと思った.経済同友会というと,現代表幹事のこんな発言が叩かれてはいたが,関西方面は随分とまともなようである.詳細はお読みいただきたいが,この提言は以下の三つの骨子から成っていた.

1.国として近現代史の教育にもっと注力する.
2.客観的な議論をし、相互理解を深める努力をする.
3.未来志向で考え戦略的に取り組む.

そして,「終わりに」と称して以下の結言があった.

未来志向と相互主義に基づく率直な主張の展開が「反日」への有効な処方箋であると信じる。加えて、中国の覇権主義を思わせる状況と韓国の北朝鮮迎合的な傾向に対しては、両国とのより良き関係構築の観点から、政府・議員・官僚はより毅然とした態度で外交交渉に臨むことが肝要である。
経済人も、また然るべく民間交流に努めるべきである。我々関西経済同友会も、自らの交流事業を通じ、従来以上に中国・韓国とのより良き関係構築に貢献していく決意である。

1.の近・現代史の教育の必要性については当然というか大賛成である.そもそも,教師達はこの時代の歴史教育に対して消極的になり過ぎている.それを学ぶ時期が年度末であることや入試への関連性の低さといった表向きの理由はさておき,特に今なお,時空間として非常に近接した生々しさをもつ近代史については,そこに包含したイデオロギーとの兼ね合いから,教育する事への恐れがあるのが本音だと思う.この恐れの源はやはり,俗に云う東京裁判史観だろう.近代史を教育するには大東亜戦争を避けて通れないからだ.



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つくる会の教科書が出て,少しはまともな歴史教科書で学べる環境にはなってきたが,筆者の頃は酷かった想い出がある(つくる会の教科書であっても,まだまだという思いはある).筆者の中学時代における社会科教師は,天皇陛下のことを平気で”天ちゃん”呼ばわりしていた日教組御用達教師であった.教えてもらった内容は推して知るべしであって,つい何年か前までは筆者もサヨクの方々と同じく,謂わば”日本は戦前,戦中を通して,とにかく悪い事をした”史観に囚われていた.
何の思想も持たない子供への教育は,子供を一種の洗脳状態に陥れてしまう危険性がある.何でもいい,歴史のほんの断片にでも疑問をもち,自分でそれを調べ,客観的に評価することの出来る人は非常に少ないし,また今の教育はそういう人間を創らないように努力している節さえある.ゆえに,今の教師達はこの東京裁判史観が意識.無意識,関係無しに頭にこびり付いており,それほど偏向した思想性をもっていない人であっても,これに逆らうような教育は異端視されて出来なくなってしまうという現状がある.
筆者は日本民族が歩んできた歴史を無論,全肯定などしないし,謬った行いには明確な反省と検証が必要であると思っている.しかしながら,今の教育は先人の歩んだ近代を全否定する教育ばかり行っている.これがどうしても我慢ならない.先人の行いを全否定することは今の自分に自虐性を与え,自信さえ喪失させてしまう.左翼を観ていると,よく思うのだが,彼らはその自虐性を論理性や客観性にすり替えて正当化している事が多々ある..これが日本人として正しい行いなのだと思い込むことで,自身のアイデンティティを保ってるように感じる.合理的,論理的であることが即,すべての正当性を示すことにはならないだろう.
古来から受け継がれてきた良き伝統やその潔い精神性といった独特の日本の歴史観を教えて何が悪い.ことはまず,事実を客観性に基づいて示し,その後に両論併記して歴史観を自分で考えさせる教育を行えば良いのだ.提言にある1.を早々に行わないと,特アだけでなく,米国を含めた他国にある文化や考えを無批判に受け入れ,迎合してしまうだけの人間ばかりが溢れることになる.
2.や3.については,1.の教育が正当に為された人間にとっては自明のこととして,行うことが出来るだろう.しかし,この問題は今をどうするかであって,最初から真っ当な議論をしない,させない相手に対してどの様な具体的有効策があるのか,甚だ疑問である.また,結言にある”相互主義に基づく率直な主張の展開”というのも安易に肯定することは避けなくてはならない.相互主義はよく”外国人参政権”問題でも引き合いに出されるが,突き詰めると,対等な取引を意味するわけで,そもそも自分より劣っていると思い込んでいる日本を相手に彼らがそれを認めることは非常に困難であろう.下手をすると,迎合や妥協を呼び込むことに繋がる.確かに日本には経済力という強い武器はあるが,人間とは愚かなもので,外交の最終兵器はやはり武力を背景とした毅然たる態度に行き着くだろう.昨今の竹島や尖閣諸島に関する領土問題など,その典型で,異論を承知で言えば,国として絶対に譲ってはならない一線では戦争を覚悟するほどの毅然たる態度が必要だと思う.逆にその態度こそが戦争を避ける最終手段であることの重要性を知るべきだろう.元防衛庁長官の石破氏が「外交は賭けでやってはならない」と言ったそうだが,外交という真剣勝負で”賭け”と言う表現をすること自体間違っていると思う.冷静な判断力に裏打ちされた毅然たる態度は決してギャンブルなんかではない.
以上,長々と愚論を述べてしまったが,関西経済同友会は経済人という一種の足枷を嵌められた組織としては出来る限りの正論を提言されたように感じた.こうした日本の国益を考慮した経済人がより多くの発言をされることは望ましい方向であろう.何処かの車屋の親分がした発言は日本に対する利敵行為である.



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