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雑感あれこれ


以下の記事はBBCに在ったもので,記事自体は日本が中共との首脳会談を拒否したという内容で別におかしくはないのだが,それにしても”the Tokyo war shrine(東京戦争神社)”って酷いですね.

いくら戦勝国だからと云っても,形容の仕方に悪意が込められている.あんたとこにだって,セントポール寺院があるでしょうに・・・.国のために亡くなった方々を慰霊することに民族の違いは関係ないはずだが,戦争に負けると云うことはこういうことなのか?,些細なことだが気になった.

こういった瑣末な箇所にも日本への無理解が顕れている.やはり,靖国神社は海外では戦争を賛美する場所としての認識しかないのだろう.国内の分からず屋のみならず,海外における無理解者にも理解を求めるのは改めて大変だということが分かる.

Japan rebuffs China summit offer

Japan's top diplomat has described as "beyond comprehension" China's offer to resume summit talks if Japanese leaders stop visiting a controversial shrine.
Foreign Minister Taro Aso said the Chinese condition made it sound as if Japan was solely responsible for difficulties between the two countries. A row over the Japanese PM's visits to the Tokyo war
shrine
has lasted months. The country's neighbours view them as evidence Japan has not fully
repented for its actions in World War II.
Among the 2.5 million dead commemorated at the Yasukuni shrine are more than 1,000 war
criminals. They include 14 class-A criminals executed by the Allies after the war.
(後 略)
少し前の”Dogma_and_prejudice”さんのエントリー”歴史観を覆すという事”で取り上げられていたのだが,”むなぐるま”さんという海外在住者のブログで「日本の保守派は日本の外にはあまり味方がいない」という見方があるとのこと.確かにそうだろう,海外に在住する日本の保守派なんてそうはいない.
ここで,”てっく”さんのエントリーに呼応して・・・「マッカーサーを叱(しか)った男 ~白洲次郎・戦後復興への挑戦~」を見た.白州さん,格好良すぎます!

「日本は戦争に負けたのであって,奴隷になったのではない」,あの当時になかなか言える言葉ではない.これは「国破れても,国は滅びず」の別表現だ.こういう人が公職に後にも止まって後進を育てていてくれたなら,”東京戦争神社”なんて呼ばれるようにはならなかったかもしれない.NHKも少し見直した,この勢いで東京裁判等の戦後史の誤った認識を正す番組も放送してくれるよう希望したい(まだ無理かな?).
さらに,”てっく”さんの「荒川ウイニングランについて、その後とおことわり」にも呼応して・・・ご意見に賛同します.
筆者も日経BPの花岡氏のコラムを読んだ.”ウィニングラン問題”について,筆者は偉そうなことは言えないが,花岡氏のネットに対する認識不足には少し言及したい.


氏のブログを筆者も見ていたが,確かに明白な誹謗・中傷もあった.しかしながら,氏にも少しブロガーを舐めていた部分があったように見受けられた.例えば,NHKの友人に聞いて確認したから,偏向ではないと初期の段階で一方的に決めつけてしまったことだ.ネットでのNHKに対する電突を知っているものなら,彼らが決して偏向があったなんて認めないことはよく分かっている.だからこそ,一方のみの言い分で偏向はないなんて安易に言うべきではなかった.初期の批判にはその事が多分に含まれていた.その証拠に,氏がそれを反省されて詳細な取材に入った後にはその手の罵倒はかなり減っていた(無意味な罵倒は気の毒だったが).


花岡氏の取材姿勢には敬意を表するし,その結果もほぼ納得できるものではあるが,あのコラムにはやはり違和感を感じた.既存のメディアに属していたもののネット言論に対する危機感を別な形で表現したような文だった.要するに,花岡氏は既存メディア側の人間だったので,ネット言論をどうしても好意的に解釈できない,若しくは擁護したい思惑が少なからずあったと読み取れる文章だったということ.大凡の真っ当と思われる批判は,そのところの微妙なニュアンスを嗅ぎ取っていたから為されたものと思う.


これは昨今の既存メディア側から出されるネット評論には納得できるものが殆どないことに起因している.それは多くの既存メディア,またはそれに属する人間による評論が自分たちが批判されたことに対する恨み,辛みをその動機としているものだからではないだろうか.ネット住人,特に2ちゃんねらーはその事を敏感に感じ取っているし,批判されるほどのリテラシーの欠乏もないように思う.まぁこの類の中でも,非常にユニークで,かつ納得できる形で2チャンネルを表現していた北大名誉教授の亀井秀雄氏の評論もある.亀井氏の評論は多岐にわたっており,非常に勉強になるので,筆者も時々サイトにお邪魔して拝読している.
話は脱線したが,花岡氏にこうした認識があったのかどうかは分からないが,少なくとも筆者はそう感じた.以下の発言はてっくさんも指摘するように明らかにおかしい.

マスコミはいわゆる「イデオロギー・オタク」に占領されているのではないか。これを大人の世界にも通用するレベルに持ち上げないといけない。そのための方策を考えないと、成熟したメディア社会は到来しない。


イデオロギー,もっと簡単に云えば,バイアスのかかっていない人間なんていない.問題はそれを如何に冷静に処理するかだけであって,常に自問自答すべき事であるが,大人の世界云々とは関係がないだろう.ネットは,そうしたイデオロギーを既存マスコミのようにスポンサー等の意向によってねじ曲げられたりしない分だけ,むしろ健全である.
他にも,”大西 宏のマーケティング・エッセンス”というブログでも以下のように批評されていた.このご評論にも賛同したい.

事実をきちんと取材し、誤解を解くというお仕事ぶりには敬服します。しかし、重要なのは、そういった誤解があり、それに怒りを感じている人が多かったことも、掲示板やブログがなければわからなかった ことかもしれません。おっしゃる通りと同意できることなのですが、花岡氏のコメントで気になるのは、「アメリカのようにブログがジャーナリズムの一角を占める時代は、日本には来ないのではないかとすら感じている」というところです。
それは言い過ぎ。別にブログがジャーナリズムの一角でなくともいいのじゃないかと反発したくなります。ブログはブログなのです。非礼なコメントが書かれたからといってブログそのものを未成熟だと切って捨てるのはどうでしょうか。


*やはり,記述は”である”調の方が書きやすいので,暫くはこの文体でいきます.

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