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バタフライ・イフェクト

実は私,『ムー』の定期購読者でして(少し恥ずかしい),12月号の”謎の時間旅行者 ジョン・タイター”という記事を久々にマジで読んでしまいました.
トンデモと言われようが,その分水嶺さえ分かって読んでれば面白いジャンだけで良いんですよ.まぁ サイエンティストの末席を汚している身としては,あまりヘンなこと書き込めないんですが・・どうせ汚してるんだから良いのか.
ジョン・タイター事件は当時(2000年位から),結構アメリカのネット界じゃ有名だったらしいですね(全然知らなかった).記事によると,彼は以下の理由で現世(この時間軸)に来てたそうです.

タイターは近未来の「アメリカ連邦帝国」陸軍軍人で政府のタイムトラベル計画に選抜された8人のひとりだという.8人はそれぞれ別のミッションを与えられ,タイターの任務はまず1975年に飛んで”核戦争後の荒廃世界”のインターネット再構築に不可欠な初期コンピュータ機器を入手することだった.
「月刊ムー 12月号」

あのぉ 別にコンピュータ機器って複製不能な文化財じゃないんだから,タイムマシンが作れるんなら過去データからそんなもん作れるだろうがぁ っていう突っ込みは無しっていう方向でお願いします.
近未来というのは2036年だそうで,2001年3月に消えるまでに残した予言は次のようなものだったようです.

1.実現した予言
・イラクが核兵器を隠しているという理由で第2次湾岸戦争が起きる。
・アメリカ国内にも狂牛病が発生する。
・中国人が宇宙に進出する。
・新しいローマ法王が誕生する。

2.まだ実現していない予言
・世界オリンピックは2004年度の大会が最後になり、2040年度にようやく復活する。
・アメリカの内戦は2008年に全面化する。
・その直後、アメリカ初の女性大統領が誕生する。
・中東の国同士で大量破壊兵器が使用される。
・アメリカやヨーロッパ諸国の不安定化に乗じて、中国は覇権主義を強め、台湾、日本、韓国を強引に併合する。
・2011年、新世界政府が誕生する。
・2015年、全面核戦争が勃発し、30億人近くが死に、世界の人口は半減する。
・2020年、アメリカに新憲法が制定される。

(「新科学と健康と雑学」さんより)

 


当たった予言って言っても2000-2001年当時で十分予測可能なものだったような気がしますが,未だ実現してない予言がネットウヨ的には興味深い.この人,私も大好きな?CHINAにかなり興味をもってたことがその他の記事からも窺えます.2008年のBeijing Olympicは,まぁ私的にも消滅して結構なんですが,CHINAに強引併合!ってこれ困りますね.リアル強制連行ですか? アメリカが分裂した理由やアジアへの不見識なんかを見ていると,彼はかなり新保守主義的な思想をもったスクリプターなんじゃないかなぁ なんて思いますが,こんな未来には決して成りはしません.我が大和民族は覇権(侵略)主義,一党独裁国家なんぞに負けませんよ.CHINAさん,靖国,靖国っていう前に一体チベットで,東トルキスタンで,南モンゴルで何やってんですか? 内政干渉とは言わせませんよ・・明らかな国連人権宣言違反ですから,ちゃんとこういうことも報道してくださいな ○HKさん.

 脱線してしまいましたが,彼はタイムトラベル理論では結構言えてるんじゃないかって思うことを述べています.所謂パラレルワールド,多次元宇宙論です.S・ホーキンスは時間旅行を「時間順序保護仮説」で明確に禁止してますが,多次元宇宙論ならこれをブレークスルーする可能性があります.すなわち,別の時間軸への移動です.彼は現れた時38歳だと言ってますから,2000年には2歳の自分とシンクロしています.実際に,2歳の自分にも会ったと述べてます.そうなったとしても,何の物理法則にも違反しないとも言ってます.したがって,タイムパラドックスの問題は否定されます.そうすると,考えるべきことがあります.ある人が時間旅行をすると,その人が今まで辿ってきた過去ではない別の過去に行ってしまう可能性があることです.可能性どころか,それを制御するシステムがないとまずそうなることでしょう.その補正は移動するタイムピリオドに比例して格段に困難になると彼は述べてます.どうやって補正するんだろう?彼はY2K問題が現時間軸で大して問題にならなかったことを深刻に考えていたそうです.こんなところもなかなか凝った話です.
 またまた脱線しますが,ある計測器に付随する大昔のPC98・・測定すると,1905年,○月○日って出るんですよ.まさしく,明治時代のアポーツ,こんぴゅうたです.
 
さて,そこでバタフライ効果,所謂”北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こる”的なカオス理論.ごく僅かな初期条件の違いが決定的で予測不能な相違を生むことです.これは厳密に言うと,因果律を否定しています.因果律は,因果応報とも云われるように原因と結果に明確な相関がないといけません.だからこそ,タイムトラベルも出来無いんだよってことです.バタフライ効果と多次元宇宙論は同じことの別表現ではないかと思ってます.ある人が今やろうとしていることをその情念まで含めると,無数の場合の数があり,さらに他の人間との関連,自然との関連,それこそ道ばたの石にまで自分というものの行動が影響するなんて魅惑的,Fascinating!です.
 バタフライ効果といえば,この映画(バタフライ・エフェクト)は面白かった.まさしく多次元宇宙論と悲恋物語との絶妙なリンクでした.プレミアムDVDについている別バージョンのラストはあまりにも切なく,もの悲しい.でもこれが究極の取りうる策だったんだろうね・・バタフライ効果的には.

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